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東京国立博物館と凸版印刷、VRで国宝土偶の美を鑑賞する「VRで国宝土偶の美を鑑賞」を7/4より開催

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東京国立博物館と凸版印刷、VRで国宝土偶の美を鑑賞する「VRで国宝土偶の美を鑑賞」を7/4より開催

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館と凸版印刷株式会社が、縄文時代の土偶の美をテーマに、国宝指定の土偶5体の造形的な美しさに注目したVR作品「DOGU 美のはじまり」を製作した。東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で、2018年7月4日(水)から初公開する。

東京国立博物館と凸版印刷、VRで国宝土偶の美を鑑賞する「VRで国宝土偶の美を鑑賞」を7/4より開催

「DOGU 美のはじまり」は、土偶の持つ神秘的な美しさをVRならではの演出で製作した作品で、製作にあたり、新たに国宝「中空土偶」と国宝「合掌土偶」の2体について、高精細デジタル撮影と立体形状計測を実施。そのデジタルデータを活用し、それぞれの土偶特有の表面の細かな文様や、実物では見ることが難しい部分の造形も詳細に鑑賞することが可能となった。また、函館市が取得したCTスキャンデータを用い、「中空土偶」の内部構造をVR上で可視化。内部に残る粘土紐の輪積みの跡など土偶の製作過程を推測することができる。さらに、凸版印刷のライティングやカメラワークなどのノウハウを活用し、土偶の独創的な造形を際立たせることで、バーチャル空間上に土偶の美を表現しているという。
なお、東京国立博物館で2018年7月3日(火)~9月2日(日)まで開催される特別展「縄文-1万年の美の鼓動」では、VR作品の中で紹介する国宝土偶5体すべてが展示され、実物とVR作品の双方を鑑賞できる。開催概要は以下のとおり。

東京国立博物館と凸版印刷、VRで国宝土偶の美を鑑賞する「VRで国宝土偶の美を鑑賞」を7/4より開催

■ 上演案内

場 所 東京国立博物館 東洋館 地下1 階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター
鑑賞料金 2018年7月4日(水)~9月30日(日)
水・木・金 12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
土・日・祝・休日 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
*所要時間 約35 分、 各回定員 90 名
鑑賞料金 高校生以上:500 円
中学生・小学生:無料(こどもウェルカムキャンペーン 通常300円)
未就学児、障がい者とその介護者各1 名 無料
*総合文化展当日券(一般620 円/大学生410 円)とセット購入で一般1000 円/大学生800 円
*開演時間までにチケットをお買い求めください(当日券のみ)。
*特別展「縄文-1万年の美の鼓動」のチケット提示で、VR鑑賞料が100円割引。
シアターHP http://www.toppan-vr.jp/mt/

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