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Slush Tokyoに仮想通貨のRipple、IOTA、ConsenSysから登壇決定

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Slush Tokyoに仮想通貨のRipple、IOTA、ConsenSysから登壇決定

3月28日~29日に東京ビッグサイトにて開催されるフィンランド発の大型スタートアップイベント「Slush Tokyo 2018」に、仮想通貨業界よりRippleのCTOのStefan Thomas​氏、​IOTAの共同創設者のDominik Schiener​氏、ConsenSysのディレクターのJohn Lilic​氏の3名の登壇が決定した。

「Slush Tokyo」はフィンランド・ヘルシンキにて開催されている世界最大級のスタートアップ・フェスティバル「Slush」の日本版で、今年で4回目の開催となる。「Slush」は起業家、投資家、メディア等を対象とした非営利イベントで、120ヶ国から約2万人以上の参加者、2,300社のスタートアップ、2,300人の学生ボランティアが集まる巨大イベントへと成長している(Slush 17の全レポート記事はこちら)。
今回Slush Tokyoでは、日本のスタートアップは仮想通貨に興味を示しやすい傾向があることと、世界の仮想通貨業界は日本の市場にとても期待していることを見越し、仮想通貨に精通する3人のスピーカーに登壇してもらうよう招待したという。
Ripple​はビットコインに次ぐ仮想通貨を開発しており、複数の国の間での決済がより簡単にできるよう、銀行や金融機関に向けてソリューションを作っているソフトウエア企業。CTOであるStefan Thomas​氏は早くから仮想通貨に注目し、ビットコインの性能をわかりやすく解説する“What is Bitcoin?”という動画を投稿し多くの人に仮想通貨を広めた。現在はJSFoundationの理事会に在籍するなど、幅広く活動している。
IOTA​はIoTのためだけに開発された仮想通貨で、IOT機器同士のデータのやり取りを記憶し、活用する新システムを構築した。昨年上場したばかりにも関わらずその価値は高く評価されている。Dominik Schiener​氏はIOTA​の共同設立者で、2011年からブロックチェーンベースのプロジェクトの活動を始め、スイス、イギリス、ノルウエーでスタートアップの運営をいくつか経験している。
ConsenSysはニューヨークに拠点を置く企業で、ブロックチェーン技術を基盤に事業を展開している。ブロックチェーン技術で得る取引データによって今までアクセスできなかった市場に色々な人が参加できるようなシステムの構築を目指している。同社のOperation Directorを務めるJohn Lilic氏​ は、主にEthereum(イーサリアム)のブロックチェーンのシステム管理に携わっている。また、アフガニスタンに住む女性の社会進出を支援をする団体「Code to Inspire​」と呼ばれるNPOの共同設立者でもあり、アフガニスタンの女子学生にプログラミングを教える活動も行っている。

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