株式会社しくみデザインが、AR技術を使った新世代楽器ソフトウェア「KAGURA」を使った演奏体験が楽しめる「KAGURA Player」を米アナハイムで開催中の世界最大級の楽器ショー「The 2018 NAMM Show」にて発表した。
「KAGURA」は、カメラを使った画像処理によるインターフェースを持ち、体の動きを使って音楽を演奏できる新世代楽器。MicrosoftやIntel社どの賞を受賞しており、エレクトロニック・ミュージックとテクノロジー、アートの祭典「Sónar Festival」内で行われたピッチコンテストで2016年にグランプリを受賞。様々なミュージシャンのパフォーマンスに採用されるなど、アーティストコミュニティーからも注目を集めている。
「KAGURA Player」は「KAGURA」の演奏体験に特化したバージョンで、福岡のバンド「COLTECO」やサウンドクリエイティブチーム「Invisible Designs Lab」およびしくみデザインのサウンドデザイナーが手がけた様々なジャンルの楽曲を、「KAGURA」ならではの身体の動きを自由に使ったスタイルで演奏できる。必要なものはPCとウェブカメラ、インターネット接続環境で、Microsoft ストアとMac App Storeから無料でダウンロードできる。
Microsoft ストア
https://www.microsoft.com/store/apps/9NPCT3SGB744
Mac App Store
https://itunes.apple.com/app/id1333458222
また今回の「KAGURA Player」のリリースにあわせ、「KAGURA Pro」の無料体験版を試せる機能を拡充し、プリセットソングの演奏だけでなく「KAGURA」を使ったオリジナル楽曲の制作を体験することが可能となった。無料体験版では制作した楽曲の保存とタイムラインの作成以外の全ての機能を使用することができる。