米Facebook傘下でVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Oculus Rift」を提供するOculus VRと中国のXiaomi（小米科技）が、現在米ラスベガスにて開催中の世界最大級の国際家電見本市「CES 2018」に合わせ業務提携を発表した。
この発表は、CES内にて米Qualcommが開催したプレス向けカンファレンスに登壇したFacebookのVR/AR部門のリーダーであるHugo Barra氏が行ったもの。Barra氏はGoogleでAndroid OSの開発に携わり同部門の製品管理ディレクターを担当したのちXiaomiのグローバル部門のバイスプレジデントを務めていた人物で、いわばFacebookとXiaomiの橋渡し的な存在。今後両社は無線VR HMDの開発・提供において提携するという。
Oculusは2016年10月に低価格の無線VR HMD「Oculus Go」を2018年初頭に199ドルで発売すると発表した。一方Xiaomiも独自のVR HMD「Mi VR Standalone」を開発しており、いずれもQualcommの「Snapdragon 821」を搭載するとのこと。
