株式会社セレスの子会社であるマーキュリーが、新たな事業として仮想通貨のマイニング（採掘）事業を開始すると発表した。
セレスは、スマートフォン端末をメインデバイスとするインターネットメディアを企画・開発し運営することを主業としている企業で、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営している。同社ではポイントは一種の仮想通貨であると定義しているとのことで、グローバルな決済手段であるビットコインなどの仮想通貨とは親和性が高いと考え、今年9月に仮想通貨取引事業を行うためマーキュリーを設立し、仮想通貨取引所開設に向けた準備を行ってきたとのこと。
マーキュリーで行うマイニング事業では、当初はビットコインやイーサリアムのようなプルーフ・オブ・ワーク（POW）ではなく、プルーフ・オブ・ステイク（POS）によるマイニングを複数の仮想通貨において開始する計画で、マイニングされた仮想通貨については、マーキュリーが運営予定の仮想通貨取引所に供給していくとしている。事業開始日は11月中の予定。