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【TGS2017】一度乗ったら逃げ出すことは不可能…VRお化け屋敷「呪刻列車」に乗ってみた

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【TGS2017】一度乗ったら逃げ出すことは不可能…VRお化け屋敷「呪刻列車」に乗ってみた

松戸コンテンツ事業者連絡協議会が東京ゲームショウ2017に出展中であることは先にお伝えしましたが、そのブース内に各地のイベントで展開されている”VRお化け屋敷”「呪刻列車」の体験コーナーが設置されています。

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ご覧のとおりお化け屋敷と銘打っているのに通路に面して全開で、怖がっている体験者の様子も丸見えという実に開放的なコーナー。しかしコンテンツそのものは息苦しくなるくらい暗くジメジメした質感で、「動く電車の中」という密閉空間を上手く生かしたVR空間となっています。体験の際のポイントは、手荷物を膝の上に乗せてシートに座ること。なぜならコンテンツ内でも自分の視点のキャラクターが手荷物を膝に乗せているからです。こうしたちょっとした動作の一致がVR体験をよりリアルなものにします。どんな雰囲気のコンテンツかは以下の360°PV動画をご覧下さい↓

【TGS2017】一度乗ったら逃げ出すことは不可能…VRお化け屋敷「呪刻列車」に乗ってみた
コンテンツの主な流れは、何の変哲もない深夜の電車が、いつの間にか呪いに満ちた恐怖の”呪刻列車”に変貌してしまうというもの。実はこの電車が走っている路線は数年前に“ある事件”に見舞われており、死者の怨念が染みついていたのでした…

具体的な演出をここに書くとネタバレになってしまうので敢えて詳しくは解説しませんが、360°見渡せるVR空間の特性を上手く生かした恐怖演出が数分間にこれでもかと詰め込まれています。あと何気に電車の挙動と風景の表現もしっかりしており、実際には電車内を模した動かないシートに座っているだけなのに、ガタンゴトンと揺れている電車の中にいるかのような気分も味わえます。ホラー耐性がない人には少々刺激的な内容ですが、限られた空間でリアルなお化け屋敷と同等、もしくはそれ以上の恐怖体験が味わえるという「VRの可能性」をも感じられるコーナーとなっているので、お時間のある方は是非試してみて下さい。ブースNo.は「4-N12」です。

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