フィンランドの教育向けモバイルゲームディベロッパーのLightneerが、GSV Acceleration、IPV VC、Brighteye VC、Reach Capitalより新たに500万ドル(約5.4億円)を調達した。
Lightneerは2015年にヘルシンキに設立されたインタラクティブな学習コンテンツを開発するスタートアップ。2016年10月にもベンチャーキャピタルのGSV Accelerationがリードする投資ラウンドにて計280万ユーロ(約3億2300万円)を調達し、あわせてエバンジェリストとして元Rovio Entertainment CMO(最高マーケティング責任者)のPeter Vesterbacka氏を招聘した(過去記事はこちら)。
現在同社は一部地域にて物理学が学べるスマートフォン向けゲーム「Big Bang Legends」のテスト配信を行っている。同タイトルは、プレイヤーが様々な異なる原子を組み合わせてチームを結成し、反物質の破壊を目指すピンボール風のアクションゲームで、開発にはCERN(欧州原子核研究機構)も協力している。同社では今回得た資金により、同タイトルのグローバル配信の準備を進めるという。