VRソフトウェアの開発を行うDVERSE Inc.と凸版印刷株式会社が資本業務提携に関する契約を締結した。この提携に基づき、凸版印刷を引受先としたConvertible Equity(CE型新株予約権)による100万USドル(約1億1,000万円)の資金調達の実施および、DVERSEが開発する3DCADをVR内で実寸にて体感、コミュニケーションを可能にするPC向けソフトウェア「SYMMETRY alpha(シンメトリー アルファ)」と凸版印刷のノウハウを融合し、VR分野におけるソリューションサービスの共同開発を進めていくという。
DVERSE Inc.は2014年10月20日に設立されたスタートアップ。システム開発、ゲーム開発、映像製作、音響製作、教育などの各ジャンルのクリエイターやスペシャリストにより構成されており、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)やスマートフォン向けモバイルVR用のVRコンテンツ/システム/ソフトウェア開発している。
「SYMMETRY alpha」はVR HMDを使用するVRソフトウェアで、誰でも簡単に3DCADをVR化して、社内やクライアントとのイメージの共有、コミュニケーション、合意形成を円滑にできるというもの。フォーマットは米Trimble社の「SketchUp」に対応している。