株式会社メルカリのグループ会社である株式会社ソウゾウが、本やCD、DVD/ブルーレイの取引に特価したフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版をリリースした。ダウンロードは無料。
「メルカリ カウル」は、出品したい本・CD・DVD/ブルーレイのバーコードを読み取るだけで、商品情報(タイトル・著者/アーティスト名・発売日・定価等)が自動で入力されるメルカリのスピンオフアプリ。出品時に売れやすい価格が過去の取引傾向から自動で提案されるため、価格を決めるのも簡単で、さらにメルカリ カウル内での購入履歴からも出品可能なので、読み終わった本をすぐに売ることもできる。「メルカリ カウル」で出品したものは本家のメルカリにも同時出品が可能。メルカリと連携することで、取引の際にメルカリでの過去の取引の評価を確認したり、「らくらくメルカリ便」を選択してお互いの住所や名前を知らせず取引可能な匿名配送も利用できる。なお、他のユーザーが出品したものを買う際も商品一覧画面で、同じ商品の出品の中で最安値のみが表示されるため、お得な出品を簡単に見つけられる。また、「いいね」した商品の最安値が更新された際はプッシュ通知で通知される。
現在、メルカリでは1日に100万品以上の商品が出品され、月間流通額は100億円超に達しているという。その中でも、本・CD・DVD/ブルーレイなどを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリの出品は全体の22%を占めるなど活発な取引が行われているとのこと。メルカリ カウルのAndroid版は6月に提供予定で、今後は、中古の商品だけでなく新刊の販売も行うとしている。