タップエンタテインメント株式会社と創刊から38年続く老舗オカルト雑誌「月刊ムー」が、ひたすらガチャ（というか水晶玉）を回しまくって世界中の都市伝説カードを集めるガチャアプリ「ムー認定 超都市伝説ガチャ」をリリースしました。ムーと言えばUFOやUMA、超常現象、陰謀論、古代文明などありとあらゆるオカルト情報を取り扱っている都市伝説の玉手箱のような雑誌。このアプリでは、そんな同誌から厳選された貴重な資料をガチャ形式で集めて読むことができます。ある意味電子書籍の新しい楽しみ方かも？
アプリの内容は、一定時間で貯まるオーブを消費してひたすらガチャを回すという放置ゲーム的なもの。完全無料で遊べますが、360円を課金すればオーブが無制限になるなど様々な機能が開放されます。
それでは早速水晶玉を回してみましょう！しかし「水晶を回す」って一体どういうことなんでしょうね。画面をスワイプするとクルクルっと勢いよく回って爽快ですが。
ピカーッと光って出てきたのは…
「巨人ネフィリムの指」
このようにガチャを回すと星1つ〜星5つまでのレア度付きの都市伝説が次々と飛び出してきます。レア度がどういった基準で定められているのかはまるで謎です。
巨人ネフィリムの指が星1つだったのにスペイン・サラマンカの大聖堂のレリーフが星1つ？
ヤギの頭と人間の体を持つ怪人「ゴートマン」。これはまあ星2つでも納得の都市伝説ですね。
なお、カードが出た後に動画広告を視聴するとより詳しい記事を読むことができ、さらにその記事に関連したGoogle Mapsの位置情報やストリートビューの画像を見ることができます。
ここがあの「ゴートマン」が出没したところか…。地図や景色の写真を見ると胡散臭い情報でも信憑性があるような気がしてきました。
このようにガンガン水晶を回して異なる種類の都市伝説カードを集めていくと、一定数ごとにユーザーランクが上がり…
新しいオーブが出てくるまでの時間が短縮されたりレアカードの出現率がUPしたりと特殊効果が開放されていきます。つまり無課金でも何度もプレイすればするほどレアカードが出やすくなるというわけです。
そんなこんなで何度も回していると、突然このような”いかにも”な演出が入りました。もしかしてレアカードが来たのかも？？？
は？！秋田県？！鹿角市の「黒又山」？！
秋田県鹿角市の黒又山は地元では「クロマンタ」と呼ばれている山で、見てのとおり綺麗な円錐形をしているため以前から「古代のピラミッドではないか？」と噂されています。山頂には神社があり、また周辺には複数の縄文遺跡、特に国特別史跡「大湯環状列石」（ストーンサークル）があるためパワースポットとしても知られています。それにしてもドイツやらスペインやらアメリカやらの都市伝説が星1つ〜2つなのになぜ秋田県の都市伝説が星3つ？まあ秋田県民としては嬉しいですけど。
動画広告を視聴したらちゃんとGoogle Mapsの黒又山山頂に飛べました。国内の都市伝説なら何かの旅行のついでにでも立ち寄れますね。
そして遂に出た星4つ！南米の水晶ドクロなら星4つでも納得です。本当にどうやって作ったのでしょうか？
都市伝説カードは全部で150枚あり、一度出たカードは記事も含め図鑑に登録され一覧で見ることができます。私の場合、最初のうちはなぜか星1つよりも星2つのカードの方が集まりが良かったです。
たまにカードと一緒に謎の「暗号メモ」が手に入ることがあり、これらを全て集めて解読するとシークレットサイトが見れるようになるとか。暗号メモを集めるにはとにかくガチャをたくさん回す必要がありますが、動画広告を視聴すればすぐにオーブが5個もらえる親切設計になっています。良心的！
ただガチャを回してカードを集めるシンプルな放置系アプリですが、都市伝説一つ一つの記事が”読ませる”内容なので知的好奇心が刺激され飽きません。課金しても360円ポッキリなので、ガチャで遊べる面白い形式の電子書籍が360円と思えば安いかも？
![ムー 2017年2月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B01N5EH60K.09.MZZZZZZZ.jpg)
