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【やってきた】Apple Storeにて一足先に「SUPER MARIO RUN」をプレイしてみた

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欧州最大のスタートアップ・フェス「Slush 16」の取材のためのフィンランド旅行から帰国した直後、Apple Store渋谷店にて一足先にデモ版の「SUPER MARIO RUN」をプレイしてみました。

「SUPER MARIO RUN」は、簡単なタップ操作だけでマリオの多彩なアクションを楽しめるランニングアクションゲーム。任天堂株式会社が、マリオシリーズのスマートフォン向けゲームアプリのデビュー作として太平洋標準時間の12月15日中にリリースする予定で、Appleの新製品発表会にてマリオの生みの親・宮本茂さんも登場して発表するなど世界規模で大きな話題となっています。App Storeでは史上初となる事前登録受付が行われ、その数は2000万件を突破しました。

Apple Storeでは、12月9日より店頭展示しているiPhone、iPad、iPod touchにてデモ版の「SUPER MARIO RUN」を公開しているのですが、アプリを立ち上げてまず「お!」と思ったのはこのステージ構成。合計4つのステージで1つの”面”になっているところがファミコン時代の初代「スーパーマリオブラザーズ」からプレイしている世代にどストライクです。


デザインとグラフィックは「Newスーパーマリオブラザーズ」シリーズを踏襲しています。マリオは自動的に画面右側に向かって走り、画面をタップすることでジャンプしてコインやアイテムを取ったり、敵キャラを踏み潰したり、溝や障害物を飛び越えていきます。ただし「SUPER MARIO "RUN"」とタイトルにあるものの、実際の走行スピードは他のラン系ゲームに比べると遅く、実際は歩いている程度のスピードなので「次にどうするか」を考える余裕があります。ジャンプは画面を1回タップで普通のジャンプ、長押しするとちょっと高くジャンプ、ジャンプ中にもう1回タップで回転しながら長時間ジャンプの3種類で、さらにジャンプして壁にぶつかった瞬間にタップすると、壁をキックしながら上へ上へと移動することができます。


このジャンプの使いこなしが本作のポイントで、私はいきなり1-1から溝に落ちまくりのコイン取り逃しまくりの敵にぶつかりまくりでした。ジャンプのタイミングだけでなく、「ジャンプの高さと幅」の把握もシビアで、本作は何度もプレイして感覚を掴む覚えゲー的な側面もあるように思えました。


ただ、ゲームオーバーになってしまっても問答無用でスタート地点からやり直しになるのではなく、このようにマリオがシャボン玉に包まれてふわふわと復活し、ゲームオーバーになった所のちょっと手前から3回までリトライすることができるようになっていました。


従来シリーズと同様にクリアタイムに制限時間があり、早くゴールするとそれだけボーナスが加算されます。旗の手前はジャンプスキルの使いどころですね。


倒した敵キャラの種類と数が記録される機能もあり、ここら辺には既存のラン系ゲームの要素が取り入れられているように感じました。


ステージ中には普通のコインの他に特別な「ピンクコイン」が登場し、それを1回のプレイで5枚集めると新しいカラーコインの配置で遊べるようになるという隠し要素があります。他にも、ステージ上でルートが分岐してどちらかを選択しなければならなかったり、アイテムやギミックが隠されていたり、思わぬところに敵キャラがいて出会い頭にぶつかったりと、随所に発見の要素が散りばめられており、何度リトライしても飽きない、むしろ何度もリトライしたくなるゲームでした。


坂をスイ〜っと滑り降りるやつももちろんあります。


ジャンプのコツを掴むまでは難所になるであろう空中ステージ。パタパタの動きと自分のジャンプの幅を掴み、パタパタを足場にしてコインを取りつつ移動するとハイスコアが狙えます。

なお、Apple Storeで試遊できたのはメインの「ワールドツアー」の1面のみでしたが、正式リリース後も全てのステージはプレイできず、全てのステージを開放するには1200円の課金が必要とか。1200円とは結構強気な額ですが、こうして実際にプレイしてみると、ゲームの内容と共に「ノスタルジー」でやはり課金するだろうな…と思ってしまいます。それだけ従来シリーズをちゃんと踏襲しており、「スーパーマリオ」シリーズの正当後継作と言ってもよい内容でした。

(c) 2016 Nintendo

スーパーマリオ バランスワールドゲーム スーパーマリオセット
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ウノ スーパーマリオ DRD00
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