株式会社アバトラが、江戸の町をVRで再現するクラウドファンディングプロジェクト「江戸の町VR化プロジェクト」を米KICKSTARTERでも開始した。支援の募集期間は12月16日(金)までで目標金額は10万ドル。プロジェクトページはこちら。
このプロジェクトは、世界史の中でも稀に見る繁栄を誇った江戸の町をVR空間に構築し、VRヘッドマウントディスプレイにて体験できるようにする取り組み。江戸時代の町並みを再現するにあたって、当時の文献を元にした徹底した時代考証を行うため、 監修には歴史研究家の中村宣夫氏を招聘。建物の大きさや距離といった緻密なデータの集積にはじまり、当時の生活を検証した結果から まれる、忠実なオープンワールドを構想しているという。
同社では今年5月より国内のクラウドファンディングプラットフォームのCAMPFIREで開発資金調達プロジェクトを行なったが、海外からの反応が大きかったため、海外で有名なクラウドファンディンクラっとフォームのKICKSTARTERでの募集も行うことになったという。目標金額は10万ドルだが、達成後のストレッチゴールも採用し、支援された金額に応じて製作する江戸の町の範囲を広げていくとしている。
