アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieがアプリ市場における最新の「マネタイズ調査レポート」を発表した。
この調査レポートによれば、アプリ内広告とアプリストア収益の合計額が大幅に伸び、2016年〜2020年までに2倍以上になる見込みだという。さらに、2020年のアプリ内広告の収益とアプリストア収益はそれぞれ2015年の合計額を上回り、広告の収益シェアは2015年の58％から2020年には62%へと増加するとのこと。
同社では、この成長を牽引するのは、発展途上国におけるスマートフォンとアプリの普及と、先進国における消費支出にアプリが占める割合の増加であると分析しており、この傾向はアプリ経済全体に広がると予測している。
さらにApp Annieでは、新興市場におけるスマートフォンの普及がインストールベース（利用されているモバイル端末）拡大の主要因となり、スマートフォンとタブレットの総インストールベースが2015年の27億台から2020年は62億台へと2倍以上に増加するとも予測している。
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