株式会社DMM.comラボと東京大学情報理工学系研究科が、社会連携講座「時空間解析(マルチモーダル)技術の応用研究」を開設した。
DMM.comラボは、総合エンターテインメントサイトのシステム開発からマーケティング、フルフィルメント、カスタマーサポートなどのサイト構築・運用を一手に担う企業。一方東京大学情報理工学系研究科は、2001年4月に設置された東京大学の大学院組織の一つで、高速画像処理、音声音響信号処理、触覚情報処理、VR、ネットワークコンピューティング等の技術基盤の上に、世界最先端の時空間信号の解析・活用技術を開発しているほか、研究成果の活用を目指す産学連携にも注力している。今回開設された社会連携講座は、3年間で約1億円の研究規模にて、世界最先端レベルの時空間解析(マルチモーダル)技術を用い、ディスプレイやアトラクションに向けたVRの応用開発を目的としたもの。DMM.comラボはグループ会社と協力して、この技術をテーマパークやショッピングモールなど商業施設に向けた展開を行う事で、革新的なユーザー体験を提供していくとしている。