香港のスマートフォン向けゲームディベロッパー/パブリッシャーのAnimoca Brandsが、フィンランド・トゥルクに拠点を置くスマートフォン向けゲームディベロッパーのTicBitsを235万ユーロ(約2億6000万円)で買収した。
Animoca Brandsはコミックやアニメ、番組、玩具など版権もののタイトルを得意とする企業で、「ドラえもん」や「鉄腕アトム」「ちびまる子ちゃん」など日本の作品を元にしたタイトルも多数手がけている。TicBitsは2010年にいとこ同士のFredrik Wahrman氏とNiklas Wahrman氏によって設立された独立系ゲーム開発スタジオ。設立から6年目の現在もスタッフ数わずか11人という小規模なスタジオながら、パズルゲームを中心に13タイトルを開発・提供しており、2015年度の収益は100万ユーロ(約1億1000万円)を突破したという。今回の買収により、Animoca Brandsは同社の広告ネットワークとTicBitsの開発力を組み合わせユーザーの拡大に務めるとしている。