米Microsoftが、6月よりサンドボックスゲーム「Minecraft」を元にした教育機関向け学習ツール「Minecraft: Education Edition」の提供を開始する。
「Minecraft: Education Edition」は、Microsoftが今年1月に買収したフィンランドのゲームディベロッパーのTeacher Gamingが提供していた子供向けの学習用ゲーム「MinecraftEdu」を教育機関向けノートツール「Learning Tools for OneNote」と統合し学校などの教育機関に向けて提供するもの。子供が「Minecraft」を通してコーディングの基礎や作曲、論理回路などをゲーム感覚で学べるツールで、「MinecraftEdu」としては既に2011年より提供されており、40カ国以上の7000以上の教育機関での利用実績がある。
Microsoftでは6月の本格提供に先駆け5月より100校限定でクローズドβテストを実施し、そこから得たフィードバックを参考にブラッシュアップを行う。正式版「Minecraft: Education Edition」は41カ国・地域で利用でき、11種類の言語に対応しているとのこと。利用にはWindowsまたはOS Xの最新版と教育機関向け「Office 365」のアカウントが必要となる。
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