VR（仮想現実）ヘッドマウントディスプレイの開発を手がけるFacebook傘下のOculus VRが、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Oculus Rift」の製品版をKickstarterの出資者に無料で提供すると発表した。
Oculus VRは2012年より「Oculus Rift」の本格開発を開始し、クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterにて約2万5000ドルの開発資金を調達。2013年4月に第1世代開発機である「Oculus Rif Developer Kit 1 」(DK1)をリリースし、翌2014年3月にFacebookに20億ドルで買収された（過去記事はこちら）。買収完了後も同社はFacebookとは独立した企業として活動を続け、DK1より解像度を向上させた第2世代開発機「Oculus Rif Developer Kit 2 (DK2)」も発売した。
同社では「Oculus Rift」の製品版の予約受付を日本時間の1月7日午前1時から開始する予定だが、Kickstarterに出資しDK1を入手した支援者全員に対し「Oculus Rift」の製品版の”Kickstarter Edition”を無料でプレゼントする。既に対象者には案内メールを送信しているとのこと。Oculus VRのKickstarterページはこちら。