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凸版印刷、VR防災訓練支援サービス「VRscope for ハザード」を開発

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凸版印刷、VR防災訓練支援サービス「VRscope for ハザード」を開発

凸版印刷株式会社が、スマートフォンを使用する販促向けソリューション「VRscope」に対応した防災訓練支援サービス「VRscope for ハザード」を開発した。

「VRscope」は、スマートフォンに配信した360度パノラマの動画や静止画コンテンツを、凸版印刷が独自開発した専用のビューアにセットして鑑賞することでVRコンテンツが体験できるもの。「VRscope for ハザード」は、VRを用いた防災情報の可視化を研究する愛知工科大学工学部情報メディア学科の板宮朋基准教授の協力のもと開発された防災訓練支援サービスで、津波や高潮、豪雨などが発生した際に想定される水害を実際の映像に重ねて見ることができる。ハザードマップに配置された専用マーカーをスマートフォンで読み込むことで各地点のVR映像を表示する仕組みで、居住地域が被災した状況を仮想体験することで水害の被害レベルが実感できる。主な特徴は以下のとおり。

凸版印刷、VR防災訓練支援サービス「VRscope for ハザード」を開発

■ 「VRscope for ハザード」の特長
・水害被害の疑似体験が可能
自治体が持つハザードマップデータをもとに、津波や高潮、豪雨などが発生した際に想定される水害を、実際の映像に重ねて制作したVR映像を通して、居住地域が被災した状況を仮想体験できます。

・専用マーカーを読み取るだけで、VRコンテンツにアクセス
凸版印刷が提供しているARアプリケーション「AReader(エアリーダー)」がVRscope用コンテンツに対応したことにより、コンテンツごとに個別アプリケーションを制作しなくても、360度パノラマの動画や静止画コンテンツへのアクセスが可能です。

・クラウドサービスのため導入負荷を軽減
コンテンツは凸版印刷が管理・運営するクラウドサーバから提供するため、従来必要とされていた専用アプリの開発や個別の配信環境の構築が不要です。そのため導入負荷を大幅に削減することができます。

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