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カブク、3Dプリンタで製造を行う工場向けに特化した基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing MMS」のクローズドβテストを開始

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カブク、3Dプリンタで製造を行う工場向けに特化した基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing MMS」のクローズドβテストを開始

株式会社カブクが、3Dプリンタで製造を行う工場向け基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service」のクローズドβ版のテストを開始した。

「Rinkak 3D Printing MMS(Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service)」は、製造依頼主からの3Dプリント製造案件の受注・製造・発送に必要な機能をワンストップで提供するサービス。「受注ウェブサイト自動生成機能」「自動見積り機能」「3Dデータ自動チェック機能」「データ修正機能」「製造工程管理機能」「売上管理機能」などを統合して提供することで製造受託業務を大幅に効率化する。
現在行われているクローズドβテストはRinkak提携パートナー工場と利用希望工場に向けて無償提供されているもので、フィードバックを取り入れた後、今夏に正式サービスを開始する予定とのこと。正式版でのライセンス体系は3種類あり、無償、月額30,000円及び50,000円。それぞれ案件成約時に製造原価の5〜10%(製造金額規模が大きい場合は別途ボリュームディスカウント設定有り)を予定しているという。「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service」の概要は以下のとおり。

(1)受注から売上管理に必要な機能をワンストップで提供し、大幅に業務を効率化
・工場独自の「受注ウェブサイトの自動生成」
・注文管理のための「決済機能」「自動見積り機能」「顧客情報管理」
・製造3Dデータの「計測/チェック」「データ修正機能」「出力イメージの表示」
・納品までに必要な「製造依頼主との連絡を効率化」「製造工程管理」「請求書/納品書の自動作成」
・納品後に必要な「売上/入金管理」を本サービスのみで一元的な管理・運用が可能
※一部機能のみテスト期間中の提供を行わず、正式リリース後、順次提供予定。

(2) 工場独自の3Dプリンター素材やカスタム情報を登録し独自性を訴求
工場が独自にカスタマイズした3Dプリンターの情報を登録可能。製造依頼主から発注を受ける際や3Dデータをご用意いただく際に、自社の3Dプリンター環境に合わせたデータや製造条件など仕様をあらかじめ伝えて受注することができます。また、工場独自の素材も登録できますので、他工場との差別化をアピールできます。

(3)磨き、塗り、染めなど各工場の強みになる「仕上げ工程」で顧客にアピール
3Dプリント後の独自の仕上げ工程を追加登録することが可能です。3Dプリントに加えた工場オリジナルの技術を製造依頼主に訴求して、顧客価値の向上や、新規の顧客開拓にお役立ていただけます。

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