ドイツのTeam Bocusiniが、本格的な個人用フード3Dプリンタ「Bocusini」の開発資金をクラウドファンディングプラットフォームの「Kickstarter」で募集し、プロジェクト公開からわずか10日で目標金額の3万ユーロ(約404万円)を達成した。
「Bocusini」はオープンソースの3Dプリンタ開発プロジェクト「RepRap」によって開発された食品用3Dプリンタ。ユーザーはチョコレートやマジパン、ガム、ゼリー、クッキー、野菜ペーストなど食品でできたカートリッジをセットして3Dデータを出力し、オリジナルのお菓子や料理のトッピングを作ることができる。種類は100mm×100mm×130mmのものを出力できる「Bocusini Junior」と、150mm×150mm×150mmのものが出力できる「Bocusini Pro」の2種類があるが、既に一般発売価格の半額の666ユーロで「Bocusini Pro」を購入できるコースは売り切れとなっている。なお、Team Bocusiniでは全てのコースが売り切れになるかプロジェクト公開期間が終了するまでKickstarterにて開発資金を募集し、12月頃より出荷を開始する予定だという。