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Facebook、ネイティブ・アメリカンの名前を「実名」と認識せず

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Facebook、ネイティブ・アメリカンの名前を「実名」と認識せず

オンライン上の言論の自由のために活動するアメリカの非営利組織Electronic Frontier Foundation(EFF:電子フロンティア財団)が、Facebookがネイティブ・アメリカンの名前を実名と認識せず”改名”するよう警告していると報告した

Facebookは実名でのアカウント登録を徹底しているのが特徴で、これまでにも3D仮想空間「Second Life」のアバター名、ドラッグクイーンやバーレスクダンサーの芸名、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の人々の通名などを実名と認識せず、一部のユーザーのアカウントを停止する処置を行い騒動となっていた。これに対しFacebookは2014年10月に謝罪し、実名登録のポリシーを実行するにあたり「実名以上に知られている通称」を持つユーザーに配慮するようプロセスを改善すると約束していた。しかしEFFの報告によれば、ネイティブ・アメリカンのラコタ族の女性がFacebookにログインしようとした際、”実名登録”するか、クレジットカードや免許証など実名だと証明できるものを提示するよう警告されたという。なお、この女性はIDを提示したにも関わらず1週間Facebookにログインできなくなり、さらに社会保障番号など複数のIDの提示も求められたとのこと。

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