Tech系メディアのTechCrunchが伝えるところによれば、米FacebookがAndroid 2.2以降で利用可能な252Kバイトの軽量版アプリ「Facebook Lite」のテスト配信を開始したという。現在アジア・アフリカの一部地域のGoogle Playにて無料でダウンロードできるようになっている。
「Facebook Lite」は、友達登録やメッセージ送受信、チャット、写真投稿・共有、コメント投稿などFacebookの基本的な機能のみ利用できる簡易版公式アプリ。Android 2.2以降、容量252Kバイトで利用可能で、低スペックな端末でも使えるのが特徴となっている。
Facebookは2013年8月に発展途上国にインターネットを普及させることを目指す団体「internet.org」を立ち上げており、2014年6月にモバイルデータ企業のPryteを買収し、同社の技術を応用してFacebookを含む13種類のサービスをデータ課金の必要なく利用できるアプリ「Internet.org」をザンビアにてリリースしている。