株式会社ケイズデザインラボとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)、株式会社アマナの3社が、3Dデジタルサービス事業において業務提携を行ったと発表した。今後それぞれの強みを結集した総合的な3Dデジタルサービス事業を展開する予定で、11月より新しいソリューション・サービスの開発を行うという。
今回の提携により、3社は広告・セールスプロモーションを中心とした企画提案・コンサルテーション、エンターテイメント分野を中心とした、3Dデータコンテンツ・ダウンロードサービスの提供、マーケットの啓蒙、及び教育支援といったサービス展開から協業を進めていくという。これらのうち、ケイズデザインラボは事業掌握、3Dデータ制作/管理、3Dツール技術の研究開発、企画提案を、CCCはエンターテイメントコンテンツ供給、TSUTAYAネットワークの提供、ユーザープラットフォーム運営、データベースビジネス構築、企画営業を、アマナは広告/SP分野のネットワーク提供、クリエイティブリソースの提供、ストック素材の提供、企画提案/営業、キャンペーンプロデュースを担当する。具体的なサービス内容は以下のとおり。
1)広告・セールスプロモーションを中心とした企画提案・コンサルテーション
顧客企業に向け、3Dツールを活用した広告・セールスプロモーションの企画提案、商品・サービス開発、ビジネスモデルの構築・製造支援におけるコンサルテーションを行います。3Dプリンターを活用したキャンペーンや、BtoI(顧客ごとのカスタマイズ製品)の製造支援も積極的に着手します。
2)エンターテイメント分野を中心とした、3Dデータコンテンツ・ダウンロードサービスの提供
エンターテイメント分野を中心に、様々な3Dデータコンテンツを活用したサービスの提供を、一般消費者に向けて、独自のユーザープラットフォーム・媒体を介して行います。既存サービスのネットワークを生かした企業との共創により、各種限定製品・サービスの販売なども、随時行っていきます。
3)マーケットの啓蒙、及び教育支援
3Dツールを活用したあたらしいものづくりを研究・開発する、デジタルファブリケーションファームの構築・運営を行います。3Dリテラシーの向上のために、総合的な3D教育カリキュラムやシステムの販売などを行い、教育機関、企業での3Dの活用を啓蒙・支援していきます。