週末に映画「STAND BY ME ドラえもん」とグリコのAR(拡張現実)を使ったコラボレーション「グリコぬりえ」をご紹介しましたが…
AR塗り絵「グリコぬりえ」で蘇れ!伝説の「ザ☆ドラえもんズ」
それに続き、今回は「3Dジオラマ」をご紹介したいと思います。
「3Dジオラマ」とは、「STAND BY ME ドラえもん」仕様のおまけ付きグリコキャラメルと連動したスマホ/タブレット向けARコンテンツです。目印はドラえもんの顔と”ドラえもんブルー”の箱。
おまけはドラえもんと仲間達のソフビフィギュアで、ドラえもん含め計5種類あります。
本当はドラえもんかのび太が出てくれたら記事の絵的にベストだったんですが……出てきたのはスネ夫。まあいいですけどね…
ちなみにフィギュアの造型デザインですが、通常のアニメ/コミックではなく「STAND BY ME〜」に準拠しています。なんと髪の毛にモールドが!
で、この箱にはこのようなARマーカーが記載されています。
このARマーカーが正面にくるように、おまけ箱を縦にしてその上にスネ夫を乗せます。
そしてグリコの特設サイトより「3Dジオラマ」の専用ARアプリをダウンロードして起動し、「ARスタート!」をタップして端末のカメラでARマーカーを認識すると…
文字どおり3Dジオラマが出現!土管の高さとおまけ箱の高さがピタリと合っているのが何気に凄いです。一度マーカーを認識すれば、近くに寄って見たり他の角度から見たりすることもでき結構自由に見回すことができます。
まただジオラマの3DCGを鑑賞するだけでなく昼・夕方・夜の3つの時間帯を切り替え、それぞれ異なるサウンドやアニメーションを楽しむこともできます。例えば上記の「昼」バージョンでは蝉が鳴き、時折ボールが飛んできて土管に跳ね返るし…
「夕方」バージョンでは全てのオブジェクトの影が伸びてカラスの鳴き声や学校のチャイムが聞こえてきます。フィギュアも赤く夕陽に照らされているようになり雰囲気バッチリ。
「夜」バージョンでは虫の声が聞こえ流れ星が飛んできます。
このように、どの時間帯も風情がありまさに”未来のジオラマ”といった感じです。この記事ではスネ夫のフィギュア一つだけですが、もっとキャラメルを買って他のフィギュアが出た場合も箱を並べて一緒のジオラマで鑑賞することができます。
……そこで閃いた。
箱の上に置くフィギュア、別におまけのフィギュアじゃなくても良くね?
おまけ箱に記載されているARマーカーさえ認識できればいいんだから、箱の上に別のフィギュアを乗せて3Dジオラマと組み合わせることも可能なはず。ということで早速試してみました。
王ドラ「あんこまんじゅうを作りましょう!」
エル・マタドーラ「いーや!ショートケーキだ!」
前の記事からまだ「ザ☆ドラえもんズ」を引きずってます。
これ、本当はドラえもんがスノーボードをしているフィギュアなのですが、ふんばり具合の表現があまりにも素晴らしかったので乗っけてみました。
後ろ姿はこんなの。ケツの造型がかわいい。
こちらはドラえもんとなめこのクロスオーバー。夕暮れの空き地に佇むドクアジロガサ…
ドラえもんとなめこのクロスオーバーその2。夜の闇の中でも黄金なめこの輝きは変わりません。
このように、箱の上に乗るサイズであればいろいろなフィギュアで3Dジオラマとのクロスオーバーが楽しめます。この「3Dジオラマ」も「グリコぬりえ」と同様にアプリ自体は無料で、もし近所のお店におまけ付きキャラメルが売っていなくてもグリコの特設サイトからARマーカーをダウンロードできます。なお、こちらではフィギュアと別ポーズのドラえもんやのび太、セワシ、ジャイ子、出来杉の紙人形も一緒にダウンロードできるので、組み合わせ次第で様々な情景を再現できるでしょう。
CGWORLD (シージーワールド) 2014年 09月号 vol.193
Fライフ 2号: ドラえもん&藤子・F・不二雄公式ファンブック (ワンダーライフスペシャル)