中国のTech系メディアTechNodeによれば、P2Pベースの仮想通貨「Bitcoin」の取引サイトの1つである中国の「OKCoin」がCeyuan Venture CapitalがリードするシリーズAの投資ラウンドにてMandra CapitalやVentures Lab、エンジェル投資家から計1000万ドルの資金調達を行ったという。
Bitcoinは2009年に誕生したオープンソースの仮想通貨で、発行・取引等全ての行程がP2Pで行われており、現在世界的にも注目され高騰が続いている。ただしBitcoinに対する対応は国によってまちまちで、ドイツやシンガポールが容認する一方、アメリカとフランスは禁止こそしないものの相場変動が激しいこと、また決済において責任者が存在しないことを警告しており、中国、インド、タイ、ロシアでは禁止されている。しかしOKCoinは中国政府が禁止を発表した後もこれまでと変わりなく運営を続けており、現在では中国最大のBitcoin取引所に成長している。なお、同社は海外展開も視野に入れており、既にシリーズBの資金調達の準備も進めているとのこと。
ビットコインとはなにか？ いちばんわかりやすいビットコインの解説本
