株式会社CyberZが、全国のスマートフォンゲームユーザー男女700名を対象にスマートフォンゲームユーザー動向調査の第3弾を実施しその結果を発表した。
この調査は3回に分け、スマートフォンゲームユーザーの課金行動やゲームを始めるきっかけ、海外タイトルの利用状況などを調査するもの。調査に於いてはスマートフォンゲームを「アプリ」と「ブラウザゲーム」とに分けている。
まず、1か月でインストールするスマートフォンゲームの本数についての質問では、全体で「1本」の割合が最も高く、平均では「2本」という結果となった。OS別に見ると、iPhoneユーザーの平均インストール数は「2.7本」であり、Androidユーザーの「2.1本」よりもやや高い傾向となった。
スマートフォンゲームをインストールする時間帯については、平日では「22時~23時」が38.6%と最も高い結果となり、次いで「20時~21時」31.3%となった。遊んでいるゲームタイプ別に見ると、ブラウザゲーム・アプリ両方で遊ぶユーザーについては「18時~21時」の割合が他ユーザーより高い傾向となった。
一方、休日の場合も平日と同様に「22時~23時」が32.7%と最も高い結果となった。平日にインストールする時間帯と比較した場合、休日は「14時~15時」の割合が17.9%と平日の5.9%より高い傾向となり、休日は午前中から日中にインストールして遊ぶユーザーが多いということが確認できた。
普段スマートフォンゲームで遊ぶ際の通信環境については、「WIFI」が過半数となり、次いで「3G」が34.0%という結果だった。遊んでいるゲームタイプ別にみると、ブラウザゲームのみユーザーは「3G」の割合が40.6%で、アプリのみユーザーの33.4%よりも高い傾向となった。またブラウザゲーム・アプリ両方で遊ぶユーザーについては「WIFI」の割合が64.5%と他より高い傾向となった。
海外のスマートフォンゲームで遊んだ経験についての質問では、「ある」が23.0%、「ない」が63.3%となり、OS別に見るとiPhoneユーザーは「ある」が26.3%でAndroidユーザーの19.7%よりもやや高い傾向となった。
さらに先の質問で「ある」と回答したユーザーのうち、海外のスマートフォンゲームで遊んでいる際に不便に感じる点を聞いたところ、「日本語訳に違和感がある」が最も多く41.6%となった。OS別に見るとiPhoneは「チュートリアルがわかりにくく、遊び方がわかりにくい」が42.4%と最も高くなっており、Androidの27.5%よりも高い傾向となった。
グラフの大きな画像はこちら