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音楽共有サービスのTurntable、新事業「Turntable Live」に注力するためサービスを終了

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音楽共有サービスのTurntable、新事業「Turntable Live」に注力するためサービスを終了

Web上で手軽にDJプレイを楽しめるサービス「Turntable」を運営するturntable.fm, inc.が、同社の新事業である「Turntable Live」に注力するため「Turntable」のサービスを終了すると発表した。

「Turntable」は、DJルームで自分のオススメの音楽を集めたプレイリストを再生し、アバターと音楽、リアルタイムチャットを通じて他のユーザーとコミュニケーションできるソーシャル・ミュージック・コミュニティ。リリース直後に話題となり、当初は日本からもアクセスできたが著作権等の問題により後に遮断されてしまった。
同社は今年10月よりアーティストのスタジオライブを配信してファンとのコミュニケーションを活性化させる新事業「Turntable Live」を立ち上げた。このサービスは、アーティストが好きな金額を設定してファンに対しライブ試聴の有料チケットを販売し、Turntableのスタジオでのライブをライブストリーミングするというもので、チケット購入者はただライブを試聴するだけでなくWebカメラやマイクを使ってアーティストとコミュニケーションも楽しめる。またスタジオはグリーンバックになっており、映像と演奏風景を合成して通常のライブとは一味違う演出も行える。
これまで同社は従来の「Turntable」と「Turntable Live」の2つを平行して運営してきたが、今後は「Turntable Live」により注力するために12月2日に「Turntable」のサービスを終了するという。ユーザーはTurntable内で作った自分のプレイリストをCSVファイルでエクスポートしたりSpotifyに同期させることができる。

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