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ソフトバンク、フィンランドのスマホ向けゲームディベロッパーのSupercellを15.3億ドルで買収

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ソフトバンク、フィンランドのスマホ向けゲームディベロッパーのSupercellを15.3億ドルで買収

ソフトバンク株式会社ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が、両社がフィンランドに共同で設立する特別目的会社(以下SPC)を通じ、フィンランド・ヘルシンキに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのSupercellの議決権付株式の51%を総額15.3億米ドル(約1,515億円)で取得すると発表した。

Supercellはスマートフォン向けゲームアプリ「Clash of Clans」と「Hay Day」を提供している企業で、同2タイトルはApp Storeのトップセールスランキングにてそれぞれ137カ国と96カ国で1位を獲得している。また同社は2013年2月~8月の7カ月間に渡りApp Storeのゲームカテゴリにおける売上で世界1位となった。なお、今年6月にはガンホーの人気パズルRPG「パズル&ドラゴンズ」とコラボレーションを行っている
今回の取引により、今後Supercellはソフトバンクの子会社とななるが、引き続きフィンランド・ヘルシンキを拠点に独立性を保ちつつソフトバンク及びガンホーとのパートナーシップを生かして成長を目指すとのこと。また本取引後もSupercellの現CEOであるイルッカ・パーナネン氏が、引き続き同社CEOを務める。取引の方法は、ソフトバンクが約12.24億ドル(出資比率 80%)、ガンホーが約3.06億ドル(出資比率20%)を間接的に出資し共同で本取引における買収主体となるSPCをフィンランドに設立。SPCは本取引完了時点において、Supercellの議決権付株式の51%を総額15.3億ドルで取得する。本取得は既存株主から51%の議決権付株式を取得する方法にて行われる。ガンホーはSPCを持分法適用関連会社とするため、Supercellの損益を持分法にて取り込む。本取引後のSupercellの取締役会は取締役5名で構成され、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏、同社財務部投資企画グループ グループマネージャーの仁木勝雅氏、ガンホー代表取締役会長の孫泰蔵氏、Supercell CEOのイルッカ・パーナネン氏、同社プロダクト・リードのミッコ・コディソヤ氏が取締役に就任する予定だという。

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