株式会社スクウェア・エニックスが、スーパーファミコン用ソフト「FINAL FANTASY IV」(以下FFIV)の続編でフィーチャーフォン向けアプリやWiiウェアなど様々なプラットフォーム向けに提供されてきた「FINAL FANTASY IV THE AFTER YEARS-月の帰還-」を、2013年冬にスマートフォン向けアプリ(iOS/Android)として配信すると発表しました。それに先駆け、東京ゲームショウの同社のブースにてプレイアブル出展しています。
「FINAL FANTASY IV THE AFTER YEARS-月の帰還-」は「FFIV」の10数年後の世界を舞台とした正当派続編で、プレイヤーは前作の主人公セシルとローザの息子であるセオドアを中心に展開される全10章で構成される壮大なストーリーをプレイできます。
ゲームシステムはお馴染みの「FFIV」を踏襲しつつ、月齢システムやバンド技など同タイトル固有のシステムも追加されているとのこと。またグラフィックはドット絵からフル3DCGとなっています。東京ゲームショウの試遊版では7章から好きな章を選択してプレイすることができます。
操作方法は、画面をスワイプすることでキャラクターが移動し、アイコンが出ているところをタップすることで会話をしたり宝箱を開けることができます。また洞窟や建物の入り口にキャラクターを近づけると自動的に画面が内部へ遷移します。
途中でアニメーションが再生されますがスキップすることも可能です。
洞窟内のダンジョンを移動中。見下ろし視点なのでなんとなくどちらへ進めばよいか分かります。
村の中を散策中。なんだか村民が全員動物のような…
一通りプレイしてふと気付いたのですが、この「FINAL FANTASY IV THE AFTER YEARS-月の帰還-」スマホアプリ版、同社の会員制サイト「スクウェア・エニックス メンバーズ」にてかつて提供されていた3D仮想空間サービス「メンバーズバーチャルワールド」に非常によく似ています。残念ながら現在はサービスが終了し、今ではもう知っている人の方が少なくなってしまったかもしれませんが、ちょっと見下ろし視点になっているところやキャラクターのモーション、操作感などがよく似ていて、プレイしているうちになんだか懐かしくなってきました。
なお、近日中にティザーサイトが公開予定で、今後こちらでリリース時期や価格など随時最新情報が公開されるそうです。