アメリカのカジノホテルチェーンCaesars Interactive Entertainment, Inc.が、カナダ・モントリオールにギャンブルをモチーフとしたソーシャルゲームの開発に従事する新たなゲーム開発スタジオを設立した。
Caesars Interactive Entertainmentはラスベガスやリノ、アトランティックシティなどアメリカ各地でホテルやカジノ、ショッピングモールなどを運営している企業で、特にラスベガスの「シーザーズ・パレス」が有名。同社は昨年よりソーシャルゲーム事業にも参入し、イスラエルのPlaytikaやカリフォルニアのBuffalo Studiosなどの他社ディベロッパーを買収したり、3Dゲーム開発を手がけるオランダのSheriff Gamingと業務提携を行い新たなタイトルを開発・提供してきた。
今回設立されたCaesarsのモントリオール・スタジオのスタッフ数は19名とまだ小規模だが、今後スロットやビンゴ、ポーカーなどギャンブルをモチーフとした基本プレイ無料のソーシャルゲームの開発を行い、特に同社が権利を持つオンラインポーカー「World Series of Poker(WSOP)」の機能拡張やソーシャル化に従事していくとのこと。