株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が、ソーシャルゲーム「ドラゴンコレクション」の英語版のサービスを今年の12月3日を以て終了すると発表した。
「ドラゴンコレクション」は現在GREEにて提供されているKONAMIの代表的なソーシャルゲームで、750万人以上のユーザーを有する人気タイトル。冒険や対戦を通じてモンスターカードや秘宝を集め、伝説の「ドラゴンカード」をコレクションするカードバトルゲームで、リリース以来コンビニや飲料メーカーとのタイアップや、「週刊少年マガジン」でのコミック連載、アーケード版のリリースなど多方面へメディアミックス展開を行っている。また一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する「日本ゲーム大賞2011 フューチャー部門」でソーシャルゲームとして初めて「特別賞」を受賞したほか、「GREE Platform Award 2010」で総合大賞、「GREE Platform 2011年上半期優秀アプリ表彰」及び「GREE Platform Award 2012」にて殿堂入りするなど高い評価を得ている。 同社では2012年のE3にて英語版「ドラゴンコレクション」のプロモーションビデオを初公開し、後に同年8月よりカナダのApp Storeにてテスト的にiOS向け英語版をの提供を開始。その後アメリカのApp Storeにて本格展開を開始したが、残念ながら日本ほどの成功には至らなかったようだ。既に有料の仮想通貨「Dragon Coin」の販売は終了しているが、既に購入済みのコインに関してはまだ利用可能。ただし未使用のコインの払い戻しや清算などは無いとのことで、同社は購入済みのコインをサービス終了までに使い切ることを呼びかけている。KONAMIの発表はこちら。