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2013年の3Dプリンタ業界は(たぶん)こうなる

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2013年の3Dプリンタ業界は(たぶん)こうなる

デジタルファブリケーション系メディアの「Make Parts Fast」が、3DプリンタメーカーStratasysの北米チャネルマネージャーのTuan Tranpham氏が発表した2013年3Dプリンタ業界10の予測を紹介している。Tranpham氏によれば、今年は3Dプリンタ業界に以下のような動きがあるとのこと。

・個人向け3Dプリンタが業務用3Dプリンタを設置台数ベースを上回る
・金属素材の出力ができる3Dプリントサービス企業の合併が進む
・様々な素材が使える”ハイブリッド”3Dプリンタが登場する
・CreaformやArtecといった3Dスキャンに新たな動きが生まれる
・3Dプリントのためのキラーアプリが登場する
・STL/AMF以外のファイルフォーマットが登場する
・「3D Cloud MCAD」が新たなバズワードになる
・3D MCADが3Dプリンタの新たなソフトウェアドライバーになる
・DLPが個人向け3Dプリンタのニューウェーブの基準となる
・3Dスキャンから3Dプリントまでの一連の閉じたエコシステムが登場する

Make Parts Fastではこの予測のほとんどに同意しており、現在既に個人向け3Dプリンタの設置台数は業務用3Dプリンタを上回り、M&Aにより3Dプリンタ業界の再編成も進んでいると解説している。一方、現在はまだ3Dプリンタ市場のピーク期ではなく、本当にピークに達するのは来年頃ではないかとも予測している。また現在3Dプリンタについて誤った報道が多く、実際に新規ユーザーが3Dプリンタを購入した際に理想と現実とのギャップを感じて失望が広がるおそれもあると指摘している。

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