スペイン・カタルーニャのInstitute for Advanced Architecture of Catalonia (IAAC)のデジタルテクノロジーコースが、”粘土”を素材とした3Dプリンタの開発プロジェクト「FabClay」を進めている。
「FabClay」では、水と粘土と専用のプラスティックを適量ずつ混ぜてペースト状の素材を作り、それをポンプで押し出して積層する3Dプリンタを開発している。これを使えば、彫刻やろくろでは絶対に表現できない形の作品を作ることができる。このプロジェクトは建築現場における3Dプリンタ活用の可能性を探るためのもので、いずれはコンクリートやセメント、モルタルなどの建築材料も使えるようにする予定だという。