前回に引き続きまたまたカメラアプリのレポート記事です。やはりInstagramのゴタゴタの影響でしょうか?App Storeの写真カテゴリの人気ランキングに目新しいアプリがたくさんランクインしていますね。その中でも正月の画像投稿に便利そうなのがこの「Decola小町」です。
これも端末で撮影した写真を加工・装飾するタイプのカメラアプリなのですが、デコ素材のモチーフを「和風」に限定しているのが特徴です。
試しに最近「彦根5年抗争」の和解が成立したこいつで実験してみます。
まずは写真をいい感じに正方形にトリミングします。これは他のカメラアプリと同様ですね。
次に明るさとコントラストを調整します。なお、デコらなくてもここでの段階で保存できるのでシンプルな画像補正アプリとしても使えます。
そしてフレームを重ねます。フレームは「和風」「モダン」「浮世絵」「おもしろ」の4種類。「和風」では着物の柄のような華やかな和柄フレームが使えます。
「モダン」は明治〜昭和初期っぽいレトロモダンな柄のフレームです。
「浮世絵」は著名な浮世絵作品から印象的なモチーフを切り出したフレームです。
「おもしろ」にはマンガの集中線やカルタなどちょっと変わり種のフレームが揃っています。コミカルな画像を作りたい時に便利そう。
使うフレームが決まったら次にフィルターをかけます。ただしフィルターはフレームには適用されず、元の写真にのみ適用されるようになっています。モノクロやセピアのフィルターをかける場合はフレームとの色の組み合わせも考えないといけませんね。
ちなみに私は和紙のボコボコした質感になるフィルターをかけました。
あと今回は使いませんでしたが、自由に字や絵がかけるペン機能もあり。色や線の太さも選べます。
最後にスタンプでデコります。スタンプは「和風」「判子」「メッセージ」「スペシャル」の4種類。「和風」は筆で描いたようなイラストや浮世絵のモチーフ、手芸の”つまみ細工”のモチーフなどが使えます。
「判子」は単色・多色のハンコを押したような、文字通り”スタンプ”な雰囲気のスタンプです。
「メッセージ」は筆書きの各種決まり文句をサクっと入れられるスタンプです。
「スペシャル」には侍や忍者など”いかにも”な日本モチーフや吹き出し、顔パーツなど、顔写真に重ねるといろいろ遊べそうなスタンプが揃っています。
スタンプはもちろんサイズの拡大・縮小及び角度変更ができます。このスクリーンショットではフレームアウトしていますが、スタンプの下に表示されている矢印をタップすることで変更可能です。しかしスタンプの配置ってセンスが問われる作業ですね…。
そんなこんなで画像完成!
作った画像はFacebookとTwitterに投稿することができます。
さらにこのアプリ、一枚の写真を加工するだけでなく複数(3枚まで)の写真をレイアウトするコラージュ機能もあります。
コラージュする場合は写真もスタンプの配置と同様にサイズの拡大・縮小及び角度変更ができます。クルッとした矢印をタップして指で調節!そしてバックの壁紙も選択します。
そして先程の画像加工のように明るさとコントラストを調整し…
フレームを付けます。コラージュの場合壁紙も設定できるのがポイントですね。
ただしフィルターをかける際、写真だけでなくその”下”になる壁紙にもかかってしまうのでそれも考えて組み合わせを考えなければなりません。
そしてスタンプでデコります。
完成!!
…とまあこんな感じに年賀状とはまたちょっと違ったオシャレな和風画像が簡単に作れます。アプリ自体もかなり多機能で、年始のあいさつ画像を作るのに重宝しそうです。あとFacebookやTwitterに投稿するとてっとり早く外国人の友達から「いいね!」がもらえます。無料アプリなので是非試してみてください。