Rovio Entertainmentが6月14日に同社の大人気ゲームアプリ「Angry Birds Seasons」のアップデートを行い、新たに「夏の海」をテーマにしたレベルを公開しました。
名状しがたい豚……
今までも夏の海をモチーフにしたレベルはあったし、そもそもAngry Birdsのスピンオフタイトル「Angry Birds Rio」は舞台がブラジルなので海モチーフが使われまくってます。しかし今回のレベルはシャレにならないくらい難しくて、正直まだ全面クリアできていません。
何が難しいかというと…
物理に「水の抵抗」が追加されている
そう、「海水」が存在するのです。これまでのAngry Birdsシリーズの物理挙動には地上での重力と宇宙空間の無重力がありました。それに今回初めて「水の抵抗」が加わったのです。これがもう難しいったらありません。
もう最初のレベルから何をどうすればいいのかサッパリです。まず海中を潜らなければ豚を倒すことができませんが、鳥を海中に向かって放つと抵抗で軌道は変わるわ減速するわで豚のいるところまで到達することすらできません。ちなみに海中にもいろいろなオブジェクトが置かれており、これを壊すと通常どおりスコアに加算されます。
岩に激突したり…
到達したものの一匹しか倒せなかったり…
やっと爆薬を爆発させるところまでできるようになり…
ついにクリア！スコアはショボいですがクリアできただけでもうOKです。
そう、水には「浮力」があるのです。この浮力を利用するコツを掴まないとなかなかクリアできないようになっています。
2つ目にレベルはこんなの。これは通常通りのプレイで良さそうですが、海中に宝箱が沈んでいます。豚を倒すついでにこれも壊せればベストなのですが…
これがなかなか…
難しい…
なお、石やガラスのブロック、柱は海中に沈むのですが木のブロックは海面にプカプカ浮いたりとオブジェクトの「材質」も物理に反映されています。こんな細かいこだわりをチェックするのもこのレベルを楽しむポイントでしょう。
3つ目のレベルはこんなの。一件通常どおりのプレイでクリアできそうですが、一番下に脆い砂のブロックが使われているので、敢えて海中を潜ってこれを破壊すれば効率良く豚を倒すことができます。
こんな感じに。豚はそのまま海中に落ちた場合はすぐには消えず、ある程度時間が経ったり海中で何かにぶつかると消えます。ちょっと残酷かも…
他にもこんなのや…
こんなのなど…これまでには無かった斬新なレベルが次々と現れます。
いつものことですがプレイ中ずっと小学校〜中学校レベルの理科の物理を思い出している自分がいました。本当にAngry Birdsは学校の授業に教材として使えるゲームなのではないでしょうか？皆さんも水の「抵抗」や「浮力」を思い出しながらプレイしてみて下さい。またお子さんと一緒に遊んでもいいかもしれません。
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