現在私は秋田県に住んでいるのですが、ここは以前より”日本のワースト県”と言われています。自殺率、鬱病患者数、出生率、乳幼児及び胎児の死亡率、癌患者数及び癌による死亡率、骨粗鬆症患者数、アル中患者数、婚姻率、人口減少速度、経済成長最低、子供人口最低etc...と、とにかく最低最悪な点を挙げればキリがなく、まるで日本のダメなところを全てかき集めて踏み固めたようです。2chでは「陰湿秋田」「秋田なんて生まれた時点で負け組 」「秋田土人」「人間の住むところじゃない」と言われていますが、秋田県民の私からするとそれらは全て事実です。
さて、先日RucKyGAMESよりiOS・Android向けゲームアプリ「にほんのあらそい」がリリースされました。はたしてワースト大国秋田県は日本を制圧できるのか？ということで早速やってみました。
この「にほんのあらそい」は、おなじくRucKyGAMESからリリースされている群馬県が日本を制圧するゲーム「ぐんまのやぼう」の全国版です。「ぐんまの〜」では群馬県でしか日本を制圧できませんでしたが、「にほんのあらそい」では自分の故郷や思い入れのある都道府県で日本を制圧することができます。
まず、群馬県以外の都道府県を選択します。デフォルトで群馬県を強くオススメされますが、振り切って自分の思い入れのある都道府県を選択して下さい。ちなみに都道府県によってあらかじめもらえる「J」（仮想通貨）の額が違います。これは何か理由があるのでしょうか？
ここで私は秋田県を選択。秋田県の「J」は1085Jで可もなく不可もなくといった感じです。
このゲームのだいたいの流れは、各地域ごとの特産品を収穫して「J」を貯め、近隣の都道府県を買って制圧するというもの。東北で秋田県を選択するとこのように「ハタハタ」が獲れます。
※ハタハタとは…別名：カミナリウオ。秋田県の県魚。焼いて食べたり魚醤（しょっつる）に加工したりする。卵（ブリコ）が特に美味い。
特産品はスワイプ操作で収穫できます。基本的な仕組みは「なめこ栽培」に近い感じです。土地いっぱいのハタハタを収穫したら2085Jになりました。
これで特産品をレベルアップすると、次からの収穫高がアップします。
「どこをせいあつしますか？」いよいよ近隣の県を制圧です。制圧できるのは隣り合っている都道府県のみで飛び地はNGです。秋田県の場合、まず最初に制圧できるのは青森県、岩手県、山形県のどれかになります。ということで岩手県を制圧！
すると、岩手県の下にある宮城県も制圧できるようになります。
ちなみに制圧した直後にそれをTwitterに投稿することができます。
文面はこんな感じ。但し連発し過ぎると他県出身の友人知人の間にいらぬ軋轢が生じることもあるかもしれませんのでご注意下さい。
こうして様々な都道府県を制圧していくと、それに伴い各地の特産品も収穫することができるようになります。最初はハタハタだけだったのが、わかめ（岩手県）、さくらんぼ（山形県）、りんご（青森県）も獲れるようになりました。
また「ほかのやつ」の特産品もレベルアップしておけば収穫時に得られる「J」もより多くなります。
そして東北制圧！
北海道、北陸、関東も制圧！…と言いたいところですが群馬県だけできません。群馬県だけは最後の最後にならなければ制圧できないようになっているようです。
遂に群馬県以外の日本を制圧！…ちなみに”制圧価格”はそんなに高い方ではありませんでした。尚、制圧に必要な「J」の価格も各都道府県によって異なっていました。平均的な価格は1000J台で、首都の東京都や地方中枢都市は高め、安いところは3桁代。福井県や島根県、四国が妙に安かったのですがこれは一体なぜでしょう？面積が狭いから？
そしてとうとう日本全土を制圧！ワースト大国秋田県でも無事に制圧できました！しかしその際のコメントが「すげー！」だけって……
また、一度制圧した後も何度もプレイ可能です。今度は違う都道府県からスタートしてみても面白いかもしれません。
なお、ゲーム中である条件を満たすと「ひまつぶし」というそのまんまなネーミングのミニゲームをプレイできるようになります。
これは群馬と練馬を交互にタッチするゲシュタルト崩壊タイムアタック「群馬と練馬」。
これは人口の多い順にタッチしていく「にほんたっち」。意外と知らない各都道府県の人口ランキングがなんとなく分かって面白いです。
これは同じ特産品を3つならべて消す「とくさんひんすりーまっち」。ゆるい画風も相まってついつい何度もプレイしてしまう中毒性があります。
これら「ひまつぶし」ゲームのスコアからも「J」が稼げるので、特産品の収穫を待つ間に文字通り”ひまつぶし”にやるといいかもしれません。スコアが出た際「ふーん」と一言出るのがちょっとイラっときますが。
こんな感じにゆる〜く日本制圧を楽しみましょう。