やってみた コラム

【やってみた】3Dアバターサービス「Frenzoo」から生まれたスマホ向けゲームアプリ「Style Me Girl」

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既にこのサイトでは何度か記事を掲載していますが、「Frenzoo」という香港発の3D仮想空間サービスがあります。スタート地点は香港ですがCEOはうオーストラリア出身の方。なんでこんなことを知っているかというと、このCEOに2008年に米L.A.で会ったことがあるからです。しかもすごい偶然で。2008年9月にL.A.で開催された「Virtual World Conference&Expo」というイベントに取材に行った際、CEO本人から正式リリース前の「Frenzoo」のデモを見せてもらいました。その件については過去の記事でも書いているので宜しければどうぞ↓

第27回「Frenzoo」

で、Frenzooはどんなサービスかというと、簡単に言えば「アバターファッションコミュニティ」です。CEOは「サイバーエージェントのプーペガールをリスペクトしている」と言っていましたが、見ての通りこのサービスのウリは「3D」。最初のうちは、自分の3Dアバターをカスタムして様々な服飾アイテムを購入して着せ替えるという機能しかありませんでした。。しかしその後、ユーザー自身が服飾アイテムを作って売買できる機能を加えて「モノ作りできるUGC(CGM)サービス」へと進化。さらにアバターのお部屋も3D空間にし、ユーザー同士でリアルタイムチャットできる機能も実装して多機能な3D仮想空間サービスへと変貌を遂げました。

そして現在、次の主戦場はスマホ&タブレットであるとし、「Frenzoo」のデータを使ってアプリ開発にも着手しています。その第一弾タイトルがこの「Style Me Girl」。

これはゲームなのでFrenzooとは切り離されたサービスですが、「3Dのキャラクターに服を着せる」という基本的な操作にさほど変わりはありません。

ゲームの内容は、ユーザーがスタイリストとなって様々なスタイルのモデルから出題される「お題」に従ってコーディネイトしていくというもの。Facebook、Twitter、Game Centerとの連動機能もあります。

一番最初のお題は「公園に着て行くカジュアルな服」。ちなみに対応言語は英語ですが頑張ればどうにか分かる程度のレベルです。最悪コーディネイトのテーマさえ分かればなんとかなります。このお題の場合は「Casual」ですね。

スタート時にいくつかのファッションアイテムと仮想通貨が付与されているので、まずはそれらを使ってコーディネイトします。クローゼットに入っている服で間に合わなかったらブティックで買い足します。

このゲームの面白い点は、コーディネイトをしてハイ終わり!ではなく、お題の「場所」でモデルの写真も撮るということです。モデルはアニメーションでランダムに動くので、良い感じのポーズのところで写真を撮ります。但し撮影時間は30秒のみで、この間に3枚スナップを撮らなければなりません。ちなみにこの写真の出来も採点の対象になります。

そして採点!結果は三つ星中二つ星…。選んだアイテムのチェックポイントと写真の出来が評価され、それに応じて仮想通貨が付与されます。良いコーディネイトをすればするほど仮想通貨が増え、それでアイテムが買えてさらにコーディネイトの幅が広がるというわけですね。

しかしその後、私はビミョーなコーディネイトを連発してしまいこのような結果に…。おかげで仮想通貨が減って首が回らなくなってしまいました。

特に難しいのがこの日本かぶれのAoi!テーマが「Anime」でコスプレっぽいコーディネイトをしろと。

しかしこういう派手な色の服は結構な値段のくせにまるで使い回しができません。こいつのおかげで他のコーディネイトに使えない汎用性の無い服に金を突っ込んでしまいました。

しかし一度プレイしたお題でも何度も再挑戦できるので、いろいろ試しながら繰り返しやってみると、コツコツ仮想通貨も貯まるし三ツ星評価も上がっていきます。

なお、現在はまだiOS版しかありませんが近日中にAndroid版もリリース予定とのこと。さらに今後もFrenzooのデータを使ったほかのアプリも開発予定だそうです。

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