【レポート】Trick or Treat presents Halloween party 2011に出展しました

「お知らせ」でもお伝えしていたとおり、10月29日（土）に東京・六本木のホラーダイニング「Trick or Treat」が主催するハロウィンパーティ「Trick or Treat presents Halloween party 2011」に出展してきました。このハロウィンパーティは毎年恒例のイベントで、私は第一回目の開催から毎回特殊メイクブースで参加しています。

今回の会場は渋谷の大型ライブハウス「O-EAST」。ライブの観客として何度か来たことはありますが関係者として入るのは今回が初めてです。

私は年間行事の中ではこの「ハロウィン」に最も気合いを入れて臨んでいます。そして常日頃より、クリスマスやバレンタインデーは爆発しても一向に構わないからその分の枠をハロウィンに充ててハロウィンを年3回やるべきだ、それが無理ならせめてお盆を「和風しばり」のハロウィンにしてはどうか？と本気で考えています。ところが特殊メイクやら特殊造型やらをしていると、イベントに出展してお客さんや出演者に特殊メイクをしたり、友人知人に頼まれて仮装用のモノ作りをしたりと「コンテンツを提供する側」に回らざるを得なくなり、自分自身が仮装をしたりイベントに参加して楽しんだりといったことができなくなってしまうのが難点と言えば難点です（もちろんそれらも楽しいのですが）。

なお、このTrick or Treatのハロウィンパーティ出展時の特殊メイクブースの忙しさといったらガチでシャレになりません。本当に休む暇が全くなく、酒を飲むどころかトイレに行く時間すら取れないほど。ちなみに第一回目はオールナイトだったのですが、もう会場オープン直後からブースに特殊メイク待ちのお客さんの行列ができてしまい、夕方から日付が変わった後までずっと立ちっぱなしで一切飲み食いせずステージも全く見ず、ただひたすらお客さんに特殊メイクをし続けて終わってしまいました。

今回のブースはこんな感じ。向かって左側にある仮面も私の作品で、特殊メイクをするついでに展示販売しました。何も仮装をしないで普通の格好で来たお客さんもその場で仮装気分が味わえるようにと。今回の設営場所はステージのあるフロア内だったので、たとえ忙しくてもステージの様子が分かるのが嬉しかったですね。

ブース設営が終わった後はこのイベントの主催者であるTrick or Treatの館長（店長）とスタッフさんにメイクして…

さらに出演者であるオーラルヴァンパイア（バンドVer.)の方々のメイクも担当させて頂きました。オーラルヴァンパイア（Aural Vampire）は吸血ボーカル・エキゾチカ（EXO-CHIKA）さんと仮面DJ・レイブマン（RAVEMAN）の2名によるエレクトロポップユニットで、過去に様々な仮想空間やMMOでイベントを実施しており、おそらく日本で最もソーシャルメディアを活用しているメジャー・アーティストです。そんなこともあり私もこれまで何度も記事を書かせて頂きました（オーラルヴァンパイアの過去記事はこちら）。普段はエキゾチカさんとレイブマンの2人での出演ですが、今回はプレイヤーとダンサーを加えて特別にバンド形式での出演。そこで皆さんの顔に傷メイクをさせて頂いたのですが…あまりにも時間的にバタバタだったので一人一人の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました……

そして17:00に会場オープン！そしたら来るは来るは、ゴージャスに着飾ったお客さんが！このイベントには「ドレスコード」といったものが無く普通の格好で来ても全然OKなのですが、なぜか毎回お客さんの仮装率が95％を超えています。

こちらは私の友人たち。こんな感じに着飾ったお客さんがO-EASTのフロアいっぱいにいます。その光景はまさに壮観の一言。

そして雪崩のようにたくさんのお客さんがブースに押し寄せてきました。あまりにも忙しかったためお客さんにしたメイクの写真を全く撮っていません…上記は見本用に自分の腕にした傷メイク。しかしこの見本もいちいち見せる暇さえありませんでした。後で売り上げを集計してみたところ、会場オープンから終了までの約5時間に計56人のお客さんにメイクしていたことが分かりました。まあざっくり計算して1時間あたり約10人にメイクしたことになりますね。…ということは、一人あたりのメイク時間は…6分……！