ロボットのような”カクカク”したアバターを操作し自由に仮想空間やゲームを作ることができるUGC促進型の子供向け3D仮想空間「Roblox」が、LTOS VenturesやFirst Round CapitalらがリードするシリーズBラウンドで計400万ドル(約3億円)の資金調達を行った。
「Roblox」は“ものづくり”がテーマの子供向け3D仮想空間。ユーザーは様々なオブジェクトを組み合わせてゲームや空間を作って公開したり、オブジェクトやアバター用のカスタムパーツを作ってマーケットプレイスで売買したり、掲示板でもの作りについて他ユーザーと情報交換ができる。同サービスの対象年齢は7~16歳の子供で、特別難しいグラフィックやスクリプトの知識・技術が無くてもそれなりに空間構築を体験できるのが特徴。遊びながら自然にプログラミングを習得でき、子供のゲーム製作の”第一歩”的な存在となっている。現在の月間ユニークビジター数は約570万人で、ユーザーはROBLOXで月間1900万時間を過ごしているという。
同社では今回調達した資金により新たに人材獲得を行い、スタジオの規模を現在の倍にする計画とのこと。