ロイターが伝えるところによると、フィンランドの2D仮想空間「Habbo Hotel」やiPhone向けアプリ「Bobba bar」を運営するSulakeのCEO Timo Soininen氏が、ロイター主催の Global Technology Summitにて同社の株式公開の準備ができている旨を発表したとのこと。同社の株式公開の噂は2007年頃からたびたび浮上していたが、直接経営陣から語られたのはおそらくこれが初めて。
現在SulakeはHabbo Hotelの業績が好調で、主に仮想アイテムの販売により2010年は前年比20%増の5620万ユーロ(約63億円)の売り上げを記録している。Soininen氏によれば今年は会社の成長を加速させる年とのことで、今夏にHabbo Hotelとの連動性がある同社初のモバイル向けゲームをリリースする予定だという。