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TencentがゲームディベロッパーのRiot Gamesを4億ドルで買収

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Business Insiderが伝えるところによれば、中国のインターネットサービス大手のTencentがゲームディベロッパーのRiot Gamesを4億ドルで買収したとのこと。

 

Tencent(漢字表記は腾讯)は中国でIM「QQ」やポータルサイト「QQ.com」、ゲームポータル「QQゲームポータル」、SNS 「Qzone」、仮想通貨「QQ coin」、タブレット及びモバイル向けポータルサイトなどありとあらゆるWebサービスを提供する中国最大のインターネット企業。先月には日本の GREEとの業務提携を発表しており、今後GREEで提供されているソーシャルゲームを「Qzone」へ、逆に現在「Qzone」で提供されているソー シャルゲームをGREEに提供する取り組みを始める予定だ。
尚、このTencentの仮想通貨「QQ coin」は、中国人が最も利用している仮想通貨と言われており、つい最近も中国警察が事件の情報提供の報奨金としてこれを導入 、早速効果が上がっているらしい。

Riot Gamesは2006年に設立されたアメリカのゲームディベロッパーで、代表的な開発タイトルはファンタジー系MMO「League of Legends」。最近海外ではSNSの運営企業自体がゲームディベロッパーを買収する事例が増えている。直近ではアメリカのラテン系SNSのQuepasa が、ブラジルのゲームディベロッパー「TechFront」を買収したことが報じられた。海外のSNS運営企業は”プラットフォーム”を提供するだけで、自分達で自社製のソーシャルゲームをリリースするいった事例はあまり見かけない。一方日本ではDeNAや GREEに見られるように「SNSも運営するが自社でゲームも開発する」というスタイルが成功している。もしかしたら海外のプラットフォーマーもそれを見ているのかもしれない。

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