ドイツのAR(拡張現実)ソリューション企業のmetaioが提供するモバイルARアプリ「junaio」が、6月15日~17日までドイツで開催された見本市「KIOSK EUROPE EXPO 2010」でのARナビゲーションに採用された。
「KIOSK EUROPE EXPO 2010」は電子セルフサービスと革新的小売ソリューションの世界最大規模の見本市。metaio社ではGPSと電子コンパスに加え「LLA(緯度・経度・高度の略:現在metaio社が特許申請中)マーカー」を使う事により屋内でもARによるナビゲーションが楽しめる技術を開発。展示物や製品の近くにあるこの「LLAマーカー」を撮ると、スマートフォンの画面上に道順やテキスト情報、画像、動画、3Dモデルなど様々な情報が表示される。今回の事例はjunaioの屋内ナビゲーション機能の本格運用例だという。