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ベネズエラ大統領、「プレステは毒だ!」と毒吐き演説

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ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領が、氏が毎週出演するラジオ番組「Alo Presidente」にてソニー・コンピュータエンタテインメントが販売するハード機「PlayStation」を名指しで「毒」と批判する発言を行った。

チャベス大統領は同番組にて「PlayStationと呼ばれるゲーム機は子供たちを資本主義の地獄へと誘う毒だ。いくつかのゲームはあなた方に殺人を教えるだろう。資本主義国家は後に彼らが兵器を販売しやすくするため、都市を爆撃したり爆弾を投下するゲームを世界へ広めて暴力を植え付けている。西欧諸国は資本主義によってドラッグやアルコール、タバコと同様にゲームという“毒”の販売を促進している。」と、資本主義批判まで持ち出しゲーム批判。さらに「我々は教育的なゲームを開発するべきだし、欧米人の姿をしたバービー人形で遊ぶのではなく”かわいい先住民の人形”を製造するべきだ」と熱弁をふるった。
同氏はこれまでにも任天堂を「利己的で暴力的で個人主義的」と名指し批判しているほか、昨年10月には「暴力ゲーム」と「暴力的な玩具」の販売を禁止し違反した場合最大5年の懲役が科せられる法案を可決している。

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http://www.liberation.fr/monde/0101614368-chavez-veut-nationaliser-des-supermarches-et-critique-la-playstation

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