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ドイツの「暴力ゲーム規制反対」署名、正式な嘆願書として認められる

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7月8日(水)よりドイツで行われていた「暴力ゲーム規制反対」の署名が取りまとめられ、ドイツ政府に正式な嘆願書として認められた。


現在ドイツ政府では、作中に暴力的な表現のあるゲームの開発・販売及びプレイの一切を禁止し、これに違反したゲームディベロッパーや販売に関わった流通関係者、ゲーマーに対し罰金と最大1年の懲役刑を課す法案を審議している。しかしこれにドイツのゲーマーたちが反発、7月8日よりネット上でゲーム規制の見直しを求める署名活動を行っていた。ドイツでは5万人以上の署名を集めれば、それが正式な嘆願書として認められ法案審議の際に”国民の声”として効力を発揮、たとえ首相・大臣と言えど”適切な議論”をしなければならないとされている。
当初ゲーマーたちは8月28日までに5万人の署名を集めることを目標としていたが、なんと活動開始からわずか一週間で目標の5万人を達成してしまった。それ以後も署名する人は後を絶たず、予定より1ヵ月締切を繰り上げたものの最終的には64,824人分もの署名が集まったという。尚、この数字はインターネット上のみで集められたドイツ政府に対する署名としては過去最高とのこと。ちなみにインターネット上だけではなかったものの、過去に「インターネット検閲法案」が審議された際は13万人分もの反対署名が集まり、結果的に同法案は廃案となった前例がある。
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