先日、ポルトガル大統領の演説がセカンドライフ内に生中継された話題をお伝えしたが、それに続き今度はオバマ米大統領の演説が仮想世界内に生中継された。しかも今度はセカンドライフに加えて空間共有プラットフォーム「Metaplace」にも同時に配信された。
バラク・オバマ米大統領は7月11日にアフリカのガーナ共和国の首都アクラを訪問し演説を行ったが、その一部始終の映像をストリーミング・コミュニティサイト「USTREAM」を介する形でセカンドライフ内の「Public Diplomacy Island」SIMとMetaplaceの「Interval」エリアに生中継。当日は通常の入場可能人数を上回る数のユーザーが集まった。
さらに7月20日(月)にはオバマ政権のオープンガバメントを担当する情報担当次官Beth Noveck氏もセカンドライフ内で講演会を開催した。(リンデンラボのレポートはこちら)
オバマ氏は大統領選前からSNSやブログ、YouTube、Twitterなど各種ソーシャルメディアを活用し情報公開を行ってきたが、それにいよいよ「仮想世界」も加わったのかもしれない。