中国人民解放軍陸軍が、装甲歩兵の軍事訓練に3Dシミュレーションを活用している。
このシミュレーションソフトは、3Dの仮想空間内に好きな地形や道路を設定し、街や兵器のオブジェクトを設置して自由に戦場を構築できるというもの。兵器は本物と同様に操作することができ、戦車は運転して動かしたり発砲することもできるとのこと。
訓練は、装甲歩兵一人一人をPCの前に座らせ実際の戦場を再現したフィールドで戦車を操作させる形式で、画面上で模擬戦を行い戦術を俯瞰の視点で確認するという。模擬戦のシナリオも設定・保存しておくことができるので、同じ内容の模擬戦を何度も反復練習することも可能。実際の演習の前にこのシミュレーションを体験しておくとリアルの演習がスムーズに進行するようになり、時間と軍事費の節約に繋がるのだという。