KDDIと沖縄セルラーが、β版サービスを公開するサイト「au one ラボ」にて6月25日(木)よりau携帯電話向けに、携帯電話をかざした方向の実空間情報(観光スポットやランドマークなど)を直感的に把握できる新たなアプリケーション「実空間透視ケータイ」(β版)の提供を開始すると発表した。
「実空間透視ケータイ」は、au携帯をかざすだけでその先の空間を仮想的に透視することができるオーギュメンテッド・リアリティ(AR:拡張現実)技術を利用したアプリケーション。
そのサービスの第一弾として、旅行やイベントで撮影した写真を仮想空間内に保存することができる「地球アルバム」(β版)を6月25日(木)より提供開始する。ユーザーは仮想空間に様々な写真を保存してアルバムのように利用できるという。さらに8月下旬からは仮想空間内の写真を他のユーザーにも公開できる機能を追加する予定とのこと。
またサービス第二弾として、7下旬から旅行クチコミサイト「フォートラベル」と連携したサービス「トラベルビューアー」(β版)も提供。同サービスでは、「フォートラベル」サイト内にある情報を活かしてユーザーがいる場所の近くの観光地情報やホテル等の写真、施設情報、クチコミ等の情報を閲覧することができるという。例えば、周辺が建物等に囲まれてその先が見えない場合でも、au携帯をかざすだけで透視するように向こう側の周辺情報が把握できるため、観光地での散策等で直感的なナビゲーションとしても利用できるとのこと。
au one ラボ
http://lab.auone.jp/