アメリカの3Dオンラインコミュニティサービス「IMVU」が、リーマン・ショック以降も月々約100万ドル以上を売り上げ、前年比70%増となる好調な成長率を記録していると発表した。月々の売り上げのうち、約90%はIMVUユーザーが制作したアイテムの売買に関する手数料と仮想通貨の販売で、残り約10%が広告費だという。
IMVUユーザーは"クリエイター”の登録を行えば自分でアイテムを制作しIMVUのショッピングページで販売することができる。
同社によれば、昨年9月のリーマン・ショック後もユーザー数・収益ともに6ヶ月連続で前年比増加。クリエイター・ユーザーの中には、現実の仕事を失った後にIMVUのアイテム制作に専念した結果、IMVUアイテムの売り上げだけで生活できるようになった人もいるという。同社はプレスリリースの中で「経済状況の厳しい中、仮想世界は現実世界よりも安価且つ楽しい旅行やショッピングモールを提供することができる。」と述べている。