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IT新用語から情報社会のキーワードを読む---韓国情報社会振興院

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韓国の電子政府政策を推進する組織「国立情報社会振興院」が、報告書「IT新用語から見る情報社会の断面と展望」を発表し、その中で国内外のカンファレンスなどで話題になっているIT新用語として「Metaverse」(メタバース)ほか12語を挙げた。

挙げられた主な用語は「Metaverse」のほか、「マイクロブログ」「サイバー麻薬」「Recジョック」など。
「Metaverse」についてはもはや説明不要かと思うが、情報社会振興院では「Metaverseは今後のIT産業において最も重要なキーワードとなるだろう」と予測している。
「マイクロブログ」はTwitterなどの”ひとこと””つぶやき”を発信するミニブログのことで、欧米ではファンや支持者を集める効果的なマーケティングの手段として脚光を浴びている。
「サイバー麻薬」は、人為的な脳波調節で違法薬物と同様の効果を生み出す”聞くクスリ”。人間の気持ちを落ち着けるα波や覚醒と夢の境目のθ波、緊張や興奮を生み出すβ波のそれぞれの周波数を利用して事実上の幻覚状態に引き込む音(音楽)なのだという。薬物ではなく周波数なので違法性の立証は今のところできない。
「Recジョック」は日々の様々な出来事やイベントなどを動画撮影してブログで公開するブロガーのこと。これまでの画像を公開するブロガーに比べ、物事のノウハウを公開して”現場性”と”過程”まで表現するのが特徴とのこと。
同組織は、相次いで出現するIT用語から新たなIT国家の姿と社会に及ぼす波及効果についてもっと研究を強化する必要があり、民間企業のIT経営戦略を国家にも適用させ、国家規模で新たなサービスを創出しなければならないと報告書にて語っている。

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