総務省が、今年から実施する予定の「ICT先進事業国際展開プロジェクト」の提案の募集を開始した。対象となる事業には「サイバー特区」も含まれている。
「ICT先進事業国際展開プロジェクト」とは、ICT（Information and Communication Technology：情報通信技術の総称）の重点となる「デジタル放送」「次世代ＩＰネットワーク」「ワイヤレス」の3分野の国際展開活動を加速化すると共に、世界に先駆けて先進的な実証実験を実施し、技術的・制度的課題等を検証することにより日本のＩＣＴ産業の国際競争力強化やICTによる成長力強化を図るもの。その実施テーマに関する提案を広く募集するという。
応募資格は、プロジェクトの実施を具体的に計画、または想定している企業や独立行政法人、大学、地方公共団体、それらからなるコンソーシアム等。応募締め切りは3月6日（金）の18：00必着（郵送についても同日必着）。
総務省では、提出された提案を評価した上で実施プロジェクトのテーマを決定。平成21年度予算が成立した後に、各プロジェクトの実施主体を決めるための一般競争入札を行う。プロジェクトの実施は平成22年度まで。
応募の詳細はこちら（PDF）
http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/pdf/090116_3_bs3.pdf